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この頃の公営住宅事情は? [気になる事情]

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地方公共団体が建設し、低所得者向けに賃貸する住宅のことをいう・・・公営住宅法によって定められている。

中には中堅所得者などを対象としたものもあるということだが、これらは公営住宅とは別個のものである。

この公営住宅に入居希望をする場合は、設けられた募集期間に募集手続きをし、書類審査を受け、申し込みが重なった場合は抽選となる。

我が家の周辺にあった公営住宅も老朽化によってすっかり綺麗に建てなおされた住宅になった。今までの公営住宅の面影がすっかり無くなったようだ。


ある時期に、旧公営住宅に住んでいた人の「ボヤキ」を聞いたことがある。 完全に取り壊されて綺麗になるのはよいが、家賃もそれなりに高くなる。条件に合わない人は、どこか他の場所へ移り住むしかないらしくて困っていたようだ。   今では、綺麗になった公営住宅に住んでいるのか、または、他所の公営住宅に移り住んでいるのかわからないが・・・。


実際の家賃は、入居する世帯の収入に応じたきめ細かいものとなっている。原則、入居世帯の所得階層に応じて設定される家賃算定基礎額に、立地係数、規模係数、経年係数、利便性係数の4つの係数を乗じて算定されるということである。


簡単にいえば、立地係数は大都市であるほど、大きな係数が設定される。


規模係数は、住宅の占用面積65平米を1.0としてその大小により上下させる。


経年係数は、当該住宅の経年により、住宅の構造に応じて決定される。

上記3つの係数は経営する地方自治体では設定できない。


利便性係数は運営地方自治体が独自に設定できる。 住宅設備や自治体内の立地条件を考慮して、0.5~1.3の間で定められる。


ある一定以上の所得がある世帯の家賃は、付近の同程度の賃貸住宅と同じ程度の家賃を払うことになるといわれている。


本来は、低所得者層への提供となるべく、所得水準の高い世帯は、2年続くと期限を決めて退去を言い渡される。また、それに応じなければ、割り増し家賃を加えた高額な違約金を支払わなければならない。


時々みかける・・・・公営住宅に住んでいながら高級ベンツに乗っている人を。  


優雅な生活をしているのだろうなぁと思う。  退去命令など宣告されても、どこ吹く風なのか・・・。




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